婚姻届け提出時の準備は念入りに行おう
記念日に入籍をしたいカップルにとって、婚姻届の提出は人生の大きな節目となります。しかし、うれしい気持ちが先走りすぎて、必要書類の準備が不十分になってしまうことも。
今回は、実際に身分証明書を忘れて慌てた経験から、婚姻届提出時の注意点をお伝えします。
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この記事では、結婚生活をスタートする際に直面した実体験をもとに、特に以下の2点について詳しくご説明します。
婚姻届受理日の重要性
婚姻届が受理された日から、法的な夫婦としての効力が発生します。
近年では、マイナンバーカードとコンビニエンスストアを活用することで、事前準備がスムーズになりました。
ただし、以下の点には特に注意が必要です。
- 証人(多くの場合は両親)のサインを事前に準備
- 遠方の場合は郵送時間を考慮
- 書き損じに備えて複数枚用意
- 休日・夜間窓口の営業時間確認
提出に必要な書類リスト
2024年3月より手続きが簡素化され、戸籍謄本の提出が不要になりました。現在必要なのは身分証明書と婚姻届けです。
身分証明書とは、氏名と住所、または氏名と生年月日が確認できる書類です。
単体で有効な証明書:
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 公的機関発行の身分証明書
- 身体障害者手帳
2点セットで有効な証明書:
- 写真なしマイナンバー通知カード
- 健康保険証
- 国民年金手帳
免許証があれば問題ありません。
普段から持ち歩いている人が多いと思うので、あまり恐れる必要はありませんね。
身分証明書トラブルの実体験
さぁ、「恐れる必要はありませんね」と書きましたが、実際私は当日に身分証明書の提示ができませんでした。
私の場合、ATMでカード類を忘れるという思いがけないトラブルが発生。市役所に到着してから気づき、パニックに。
待ち時間中、警察署や駅、カード会社に連絡を取り続けました。
幸い、窓口では以下の対応をしていただけました。
- 当日付での受理が可能
- 後日、確認用の郵便物が届く
この郵便物は、不正な婚姻届提出を防ぐための確認手段とのこと。特に問題がなければ、確認するだけでOKです。
後日談として、翌日に無事拾得されたため事なきを得ました。
同時に済ませられる手続き
晴れて婚姻届を提出した!よし帰ろう!となる前に、一呼吸置きましょう。
もしすでに一緒に暮らし始めた場合には住民票の変更が必要です。
印鑑を変更したいと思ったら印鑑登録も必要です。
婚姻届を提出する際に、結婚して変更になることを洗い出して「今日一緒にできることはありませんか」と確認をしておきましょう。
限られた時間を有効活用して、結婚後の手続きをスムーズに行えるといいですね。
まとめ
今回は、婚姻届を提出するときに身分証を忘れてしまったときに受理される?という話に対して実体験をお話ししました。
結婚という人生の新しいステージに向けて、準備を怠りなく進めていきましょう。皆様の幸せな結婚生活を心よりお祈りしています。