【結婚式場探し】ホテルとゲストハウスとレストラン まずはここを見誤ると大変なことになるって本当?【実体験】

結婚式準備
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結婚式場の「タイプ」決めは慎重に行おう

結婚式の準備で最初の重要な関門となるのが、式場タイプの選定です。私たち夫婦も当初は「とりあえずホテルでいいかな」と軽い気持ちで考えていましたが、実際に式場見学を重ねていく中で、それぞれのタイプに大きな特徴があることを知りました。

今回は、私自身が4つの式場を実際に見学した経験、そして友人たちの結婚式から得た知見を元に、それぞれの特徴と適性について詳しくご紹介します。会場選びで悩むカップルの皆さんの参考になれば幸いです。

結婚式場のタイプとは?何が人気なの?

現代の結婚式場は大きく分けて4つのスタイルがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分たちの希望する雰囲気や規模に合わせて選択することが重要です。

一般的なのは神前式・教会式、ホテルウェディング、ゲストハウスウェディング、そしてレストランウェディングです。中でもホテルウェディングは、安定した人気を誇っています。設備の充実度や知名度の高さから、特に親世代からの支持が厚いようです。

私たちの場合、最初はホテルありきで考えていましたが、実際に見学してみると「なんだか型にはまりすぎているかも」と感じ始めました。その後、友人に勧められてレストランウェディングも見学してみたところ、自由度の高さと料理の質の良さに惹かれ、最終的にはその道を選択することになりました。

パターン神前式や教会ホテルゲストハウスレストラン
収容人数少人数少人数~200人規模まで70人前後少人数~100人前後
向いている人格式ある「ザ・結婚式」を挙げたいたくさんのゲストを呼びたい自分たちの自由に企画したい料理にこだわりたい
披露宴の自由度★☆☆☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★
注意披露宴は別会場結婚式場が少ないエリアだとゲストに「またここか…」と思われるリスクもある…自分たちでそろえることが多くて準備が大変打ち合わせ先が多岐にわたる
挙式は別会場になることもある
ほたぴよ見学時の見積200万円台(20人規模)200万円台(20人規模)200万円台後半(60人規模早割キャンペーン)300万円台後半
(60人規模/大安吉日)
ほたぴよ
ほたぴよ

このほかにも仏前結婚式や船上結婚式などもあるよ!

結婚式場ごとの特徴と向いている人

神社や教会での結婚式に向いている人

伝統的な神前式や、厳かな教会式を希望する方に最適です。私たちは神田明神を見学しましたが、その荘厳な雰囲気に圧倒されました。

実際の見学では、披露宴会場が境内にあり、移動の心配が不要な点が魅力的でした。

ただし、収容人数が20名程度と限られていることや、儀式の流れは基本的に変更できないという制約もあります。また、雨天時の対応にも制限があるため、時期や天候への配慮も必要です。

  • 挙式のみで終えることもできる(挙式料だけなら5~20万円程度)
  • 敷地内の披露宴会場または、外部提携の披露宴会場へ一斉移動
  • 人数の関係で友人は挙式に参列できないこともある

ホテルでの結婚式に向いている人

ホテルウェディングの最大の魅力は、間違いなく洗練されたサービスです。

私たちが某有名ホテルを見学した際、スタッフの方の所作一つひとつに細部にまで行き届いたおもてなしの心を感じました。

また、遠方からのゲストへの配慮として、前日からの宿泊プランや、当日の送迎サービスまで細かく説明していただけました。

  • 宿泊施設も兼ね備えているので遠方からのお客様にも対応
  • 大小のバンケットがあるので人数の希望を兼ねやすい(特に大人数に対応!)
  • 主要駅から近く立地が抜群にいいケースが多い
  • クローク、くつろぐスペース、カフェなど式場以外の施設も充実しておりゆっくり過ごせる

特に、列席者の年齢層が幅広い場合や、会社関係者が多い場合は、この安定感は大きな魅力となるでしょう。

私たちもホテルの見学をしましたし、友人の結婚式でホテルへ行ったこともあります。挙式から披露宴まで流れるように進む感じが、さすがホテル!と思いました。

実施する側のことを考えるといかのような夫婦にはホテルをおすすめします。

  • 自分たちで「絶対にこれをやりたい」というものは特にない
  • バージンロード、ファーストバイト、親への手紙など「ザ・結婚式」に憧れがある

逆説的ですが、この2点に反論したい人は、次のゲストハウス・レストランを強くお勧めします。

ゲストハウスでの結婚式に向いている人

ゲストハウスウェディングの魅力は、なんといってもその空間の特別感です。見学に行った会場は、まるで海外の邸宅のような雰囲気。ガーデンもあります。

特に印象的だったのは、プランナーの方の「おふたりらしさを最大限表現できる場所です」という言葉。実際、会場装飾や進行内容も、かなりの部分でカスタマイズが可能とのこと。

例えば、ガーデンでのウェルカムパーティーや、階段を使った演出、さらにはペットと一緒に式を挙げることまで対応可能だそうです。

ただし、自由度が高い分、こだわり出すとどんどん費用は上がっていく傾向にあります。

  • 基本の費用は比較的安く抑えられるところが多い
  • トレンドを踏まえた演出を「自由に」叶えられる
  • 非日常感あふれる雰囲気を作り出せる
  • ゲストとみんなでわいわいできる(立食してデザートバイキングなどもできます)

レストランでの結婚式に向いている人

私たちが最終的に選んだのが、このレストランウェディングです。何よりも料理のクオリティは問題ないです。普段使いのレストランなので、記念日や結婚記念日に同じ場所で食事ができるのも魅力的でした。

ただし、気をつけたいのは設備面です。専用の控室やメイクルーム、大きなウェルカムスペースといった設備は基本的にありません。

また、レストランはあくまでも「レストラン」なので、結婚式の準備に必要な準備は提携先の会社に出向く必要がありました。

いいところ注意するポイント
おいしい料理を楽しんでもらえる(自由度も高い)更衣室がない(レストランの個室を使う)
持ち込みの自由度がある(持ち込み料金フリーのことも)控室がない(親族が多いと待つ場所が狭いかも)
式次第の自由度があるウェルカムスペースが狭い場合もある
こじんまりしながらもアットホームトイレは新郎新婦・ゲスト共に同じ場所を使うことも
実施者割合が低いのでゲストも新鮮な気持ちで楽しめるバリアフリー対策はホテルよりも少ないケースがある
結婚式が終わった後もそのレストランに愛着がわくレストランはあくまでもレストラン。打ち合わせはいろいろな会社にその都度で向かないといけないこともある
貸し切りにできることが多い自分たちの希望が少ない人は自由すぎて逆に困ってしまうかもしれない

結婚式場のタイプを決めるときには自分たちの希望をはっきりさせよう

はっきり言ってしまいます。結婚式場のタイプを間違えたら、「こんなはずではなかった」と後悔します

結婚式場選びで最も大切なのは、まず自分たちの理想をしっかりと話し合うことです。私たちも最初は漠然と「普通の結婚式がいいよね」と考えていましたが、実際に見学を重ねる中で、具体的な希望が見えてきました。

予算面でも、明確な基準を持つことが重要です。私たちの場合、まず総額の上限を設定し、そこから逆算して進めました。例えば、衣装やヘアメイク、写真撮影などの費用は必ず発生するので、これらを先に見積もり、残りの金額で会場選びを始めるというアプローチです。

というわけで、上記でみてきた4パターンの違いを例に、夫婦二人で必ず以下のポイントを明らかにしておきましょう。

  • 人数規模:家族だけか100人以上になるか
  • 自由度の高さ:何か「これだけはやりたい!」というコンテンツがあればそれが叶う式場にしましょう
  • 和装か洋装か(白無垢を着たい場合には教会結婚式とはいきませんよね…)

まとめ 結婚式場選びは早めに取り組もう

式場選びは、思っている以上に時間がかかるものです。私たちの場合、4つの会場を見学し、最終的な決定まで3か月ほどかかりました。その間、何度も二人で話し合い、慎重に選んでいきました。

特に土日の見学は予約が取りにくく、人気の会場は2か月先まで埋まっていることもありました。また、希望の日取りが決まっている場合は、なおさら早めの行動が必要です。理想の会場が見つかっても、希望日が既に押さえられているということは珍しくありません。

実際の見学では、会場の雰囲気はもちろんですが、担当者の対応力もしっかりと見極めることをお勧めします。

よく「結婚式は一生に一度」と言いますが、だからこそ、後悔のない選択をしたいものです。プロポーズされたら、まずは気軽に見学から始めてみましょう。実際に足を運び、空間を体験することで、自分たちの理想がより明確になっていくはずです。

準備が何も整っていなくても、「まだ具体的な予定は決まっていません」と正直に伝えて大丈夫です。むしろ、白紙の状態だからこそ、様々な可能性を探れる良い機会となるでしょう。

あなたらしい結婚式のカタチが、きっと見つかるはずです。素敵な式場との出会いを、心から願っています。

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